新潟県加茂市の加茂暁星高校で野球部員とともに野球場から学校まで3.5キロを走って戻り、意識不明になっていた女子マネジャーが8月5日、入院先の病院で亡くなった。

朝日新聞によると、普段女子マネジャーはバスに乗っているが、この日は監督が「マネジャーはマイペースで走って帰るように」と指示。倒れた直後に駆けつけたが、
AEDは使用しなかったという。警察は業務上過失致死の疑いもあるとして、関係者から話を聞いている。
部活動中に部員やマネジャーが突然倒れて亡くなってしまった場合、顧問など学校側の法的責任はどうなるのか。学校問題に詳しい高島惇弁護士に聞いた。

●生徒が死亡しても起訴に至らないケースの方が多い

部活動中に生徒が亡くなった場合、学校側に刑事責任はあるのか。

「刑事責任ですが、一般論としては監督につき業務上過失致死罪が成立する余地はあります。

顧問が業務上過失致死罪で起訴された事件としては、野球部が炎天下での部活動中、熱中症の発生を予防し、発生した場合には迅速かつ適切な措置を
とれるよう指導監督すべきだったにもかかわらず、これを怠ったとして、罰金40万円を言い渡した事例(横浜地裁川崎支部平成14年9月30日判決)があります。

また、ラグビー部の合宿訓練において、部員が日射病で複数回倒れたにもかかわらず、医師の診察など格別の措置を取ることなく放置した結果、その部員を
死亡させたとして、懲役2月執行猶予1年を言い渡した事例(東京高裁昭和51年3月25日判決)というのも存在します。

いずれも、熱中症に関する事案であって、顧問の注意義務違反と死亡との因果関係が比較的明確に存在しているものと理解できますが、全体としては、
生徒が死亡しても起訴に至らないケースの方が多いのが実情です」

●民事では、死亡との因果関係を立証するのが難しい

民事責任はどうなるのか。

「民事責任として、顧問や使用者である学校に対し、死亡による慰謝料や逸失利益について損害賠償を請求することも可能です。

もっとも、民事事件においては、顧問の注意義務違反や死亡との因果関係について、原告である遺族にてある程度主張や立証をしなければなりません。
とりわけ立証の点で困難を伴うことが多いかもしれません」

今回、ランニングして学校まで帰った野球部女子マネジャーが亡くなった。

「今回の場合、死因が低酸素脳症だったとのことで、何らかの原因による心室細動(心臓の心室で異常が生じ血液を全身へ送り出せない状態)が発生していた可能性はあります。

そして、心室細動の原因としては、心筋梗塞などの持病や先天的素因によるケースもありますが、心臓に異常が無い人であっても、脱水症状や激しい運動によって
心室細動が生じるケースも複数報告されているようです。

そのため、仮に心筋梗塞などの持病や先天的素因が存在しなかったのであれば、ランニング時の速度や女子生徒の疲労状況、ランニング時の気温など諸般の事情次第では、
ランニング以外に想定し得る原因がないとして死亡との相当因果関係を推認する余地はあります。

また、女子マネージャーに対し走って帰るよう漫然と指示した監督につき、注意義務違反を追及する余地はあるかもしれません(突然の指示であって女子マネージャーも
準備していなかったであろう点は、注意義務違反の認定に際し考慮すべきだと思います)」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170814-00006511-bengocom-soci

コメント一覧
新潟出身の奴って陰湿だからね
新潟に帰省した奴らは、もう帰ってこなくていいぞ
新潟はJ2に落ちろ
二度とJ1に来ないでください
これを人のせいにするなら部活なんてやるなよ
やきぅ(´ ・ω・`)…
>>4
焼豚歓喜ヽ(´∀`)ノ
やきうに関わっちゃだめだろ
監督の言ってることは全部嘘くさい
そもそもこの学校は前科あるらしい
なんでマネージャーがランニングする意味があるのやら
頭オカシイな
何故か突出する、高校の野球部での熱中症の死亡事故

http://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/14/091100031/072000497/b.jpg
図1 スポーツ種目別熱中症死者数
日本スポーツ振興センター学校災害防止調査研究委員会「体育活動における熱中症予防 調査研究報告書」(2014年3月)より、平成2〜24年度の23年間での集計

http://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/14/091100031/072000497/
熱中症対策 夏の運動時、水は1回にゴクゴクと9口で 熱中症・脱水予防のために知っておきたいこと(3)


■運動量の少ないスポーツも安心できない

 スポーツの運動量は種目によって大きく異なる。ゴルフやボウリングに比べて、サッカーやレスリングははるかに運動量が多いのは誰でも想像がつくだろう。
そして、熱中症といえば、運動量の多いスポーツほどリスクが大きいと思っている人は少なくないだろう。だが、それは誤解だ。


 また、屋外のスポーツに比べ屋内のスポーツのほうが安全だと思っている人もいるだろうが、それも誤解だ。
中高生の運動部のスポーツ種目別の熱中症死者数を見ると、最も多いのは野球。さらにラグビー、サッカーと続くが、剣道や柔道といった屋内で行う競技も意外に多い。
夏でも防具を着けなければいけない剣道の死者数はサッカーに匹敵するほど多く、屋内競技も決して油断できないことが分かる。